東京杉並の大田黒公園。
閑静な住宅街にひっそりと広がる日本庭園。都内でも人気が高まっている紅葉スポットで、秋のシーズン中はライトアップも実施されます。
コロナが流行り始めてからはライトアップ時間は有料(大人300円)となりましたが、昼間は無料。自由に入園して歩いて回れます。
荻窪駅から徒歩10分。アクセスも良く、そこまで混雑もしてないので静かな散策が楽しめます。
今年も行ってきましたよ、大田黒公園。
毎年恒例の秋の紅葉散策。この記事を書き始めると、もうすぐ1年も終わりだなという感じがします。
今年は時間があまり取れずに、11月末に一度だけ立ち寄ってきました。
ちょうどピークに差し掛かっていたので、タイミングとしては悪くはなかったと思います。
いつも通り、入口の門から入園。
紅葉ライトアップもすでに始まっていました。昔はライトアップ時間も無料で自由に出入りできたのですが、新型コロナが流行り始めた去年から有料となり、園内での散策順路も明確に決められたようです。
ただし、開園から17時までなら無料で入園できて自由に歩き回れます。まずは日中に訪れてみるのがいいかと。
大田黒公園の名物でもあるイチョウ並木が出迎えてくれます。
入口から続くイチョウ並木。
荻窪駅から訪れる場合、ある程度近づくとこのイチョウ並木の黄色が目に付くようになるので、それを目印にするのが良いと思います。
奥に進んだこちらの門から日本庭園へ。
だいぶイチョウも散ったようで、黄色い絨毯が綺麗でした。
園内の外周路を時計回りに歩いて行く。
少し進んだあたりが、まず最初の紅葉撮影スポットになっています。
小川が流れる上を覆うように色づく真っ赤な紅葉。
なかなか綺麗でしたが、毎年来ているとよくわかる。今年の色づきはちょっとイマイチ……。
タイミングが少し早かったのもあるけど、すでに枯れているのもあって、どうも今年は樹によってピークがまばらだった模様。変に暖かい日があったりしたからかな?
大田黒公園の池からの紅葉風景。
ここは夜間のライトアップがお勧めです。池に鏡のように映し出される紅葉が最高に美しく、雑誌なんかで紹介されるときにも良くここからのアングルが使われています。
こんな感じで煌びやかな光景。
横に広いので広角カメラを持って行った方がいいかも。
池のほとりのあずまや。
さっきから何か微妙だと思ったら、池の落ち葉が掃除されてなかったからだった。夜に来ればおそらく綺麗にしてくれるはずで、ここもなかなかの幻想世界が広がります。
どことなく京都感もある、夜のあずまや。
ここからの眺めがかなり好きなんです。
夜は足元が真っ暗で池との間に柵もないので、誤って落ちないようにご注意ください。
快晴な住宅街の中にある日本庭園。
茶室なんかもあって、この落ち着いた雰囲気に毎年癒されている。
紅葉シーズンこそそれなりに人も訪れますが、それ以外の時期はほとんど人もいなくて静かです。
園内にはサトザクラが咲く場所もあるので、春先もお勧めしておきます。
毎年来ると、紅葉の当たりハズレもだいぶわかるようになってきますね。
今年の大田黒公園の紅葉は当たりとは言い難かったけど、それなりに綺麗な紅葉を見せてもらえました。
山を見ればいつの間にか紅葉も終わって、早くも雪山シーズン。
まだ紅葉登山の記録が全然書けていないですが、色々と落ち着いたら雪山にも登りに行きたいところです。
まずはなまった身体を何とかしないと……